緑区の特徴と魅力

緑区の特徴と魅力

自然を感じられる場所で暮らしたいなら、大高緑地をはじめ、たくさんの公園がある緑区がおすすめです。緑区に引っ越すにあたり、知っておくと便利な情報をお伝えします。

緑区はどんな街なのか

緑区は1963年に鳴海町が名古屋市と合併し、14番目の行政区として誕生しました。翌1964年には知多郡有松町と大高町が合併しました。緑豊かな平地が多く住宅地として適していることから緑区という区名がつけられました。また、松尾芭蕉が詠んだ「初秋や海も青田の一みどり」の一節が由来になったという説もあります。
名古屋市の南東部に位置する緑区には大高緑地をはじめとした緑地が多く、区内には扇川、天白川、大高川が流れています。自然環境に恵まれているエリアで、近年は区画整理事業が進められ、発展性のある街です。その一方で、伝統産業の街としての側面もあり、390年以上の長い歴史のある街でもあります。桶狭間古戦場や小高城跡、芭蕉ゆかりの史跡など、当時の面影を感じる史跡もたくさんあり、観光を目当てに訪れる人も少なくありません。
市民の憩いの場として多くの人が利用している大高緑地も観光スポットのひとつです。ゴーカートやパターゴルフ、恐竜広場、ドッグラン、ボートなど多彩な施設があり、子どもから大人まで楽しめる公園です。園内には多くの植物が植えられていることから自然公園とも呼ばれています。四季折々の草花を愛でたり、ザリガニ釣りを楽しんだり、と何度も足を運びたくなる場所です。

区民参加のイベントが好評

緑区で毎年開催しているのが「緑区民まつり」です。新型コロナウイルスの影響でストップしていた時期もありましたが、徐々に復活してきています。小さな子どもからお年寄りまで、多くの区民が参加しています。緑区に引っ越してきた際はぜひ参加してみてください。

人口について

緑区役所によると、2022年10月1日時点の緑区の人口は248,334人です。そのうち男性は121,487人、女性は126,847人で、名古屋市で一番人口が多いといわれています。これは、地下鉄桜通線が延伸し、利便性が高くなったからでしょう。ベッドタウンとして注目され、人口が増えたようです。

防犯意識が高い

緑区は犯罪率の低い区ランキングでも1位を獲得しています。2021年度の情報をもとにランキング化した緑区の犯罪発生率は0.26%でした。これは16区中最も低い犯罪発生率で、平均が0.7%なので住んでいる人の防犯意識が高いことがわかります。人口の多い緑区ですが、青色防犯パトロールや生活安全市民運動の実施、区民の防犯意識を高めるために毎月「みどりっちの防犯あんしん情報」を作成するなど、より安全な街にするために様々な対策に取り組んでいます。

自然を身近に感じながら暮らしたい人へ