公園の近くに住むメリット・デメリット

公園の近くに住むメリット・デメリット

住宅街の近くには公園が設置されていることが多く、普段から地域住民の憩いの場として利用されています。近くに公園があるとどんなメリットやデメリットがあるのでしょうか。

メリット

公園は近隣住民が休息したり、遊んだりするために一般に開放された場所です。滑り台やブランコなどの遊具が設置されていたり、歴史的建造物があったり、庭園として整備されていたりと、その形態は様々ですが、一般的には市街地の一区画に草木が植えられたオープンスペースとして機能しています。
住まいの近くに公園があると気軽に散歩したり、子どもと一緒に遊具で遊んだりすることができます。歩ける距離にあるので「子どもを外で遊ばせたい」と考えている人にとっては非常に便利な場所でしょう。公園には四季折々の花が咲いているので、自然を身近に感じることができます。木々だけでなく池や噴水などが整備されている公園もあり、自然の風景を日常的に目にするので、様々なストレスを抱えている現代人の心を癒してくれます。
住宅街には一戸建てや集合住宅が密集していますが、公園が真横にあることで日当たりや風通しが確保され、他の建物からの視線を気にせずにすみます。また、人通りの多い場所にあるので空き巣などの犯罪防止にもつながりますし、災害時には避難場所としても機能します。住まいを探す際に防犯面や安全性を重視する人にとって、公園の近くはメリットを多く感じることができるでしょう。

デメリット

良くも悪くも人が集まりやすいのでそれに伴うデメリットもあります。
ほとんどの公園には多くの木々が植えられています。夏になると日差しを遮ってくれますし、きれいな緑が癒しを与えてくれますが、種類によっては冬場以外、落ち葉が飛んでくることがあります。公園を管理する団体は、草刈りはしてくれますが木の枝は拾ってくれないので、風の向きによっては家の前にたまってしまうことがあります。頻繁に掃除しなければならず、掃除が苦手な人は落ち葉を見ると気分が下がってしまうでしょう。
また、樹木の多い公園にはカラスが生息していることがありますが、攻撃的なカラスに襲われたり、外壁や外部設備にカラスの糞が付着したりすることもあり、あまり良い気分にはなれません。5~6月頃はカラスの子育て時期なので攻撃性が増します。大人だけでなく子どもも襲われる危険性が高まるので注意が必要です。
それに、良くも悪くも人が集まりやすい場所なので、夏などは高校生や大人が夜遅くまで集まって騒いでいることがあります。声や路駐している車のエンジン音が響くので、騒音に悩まされ睡眠不足になる人もいます。

自然を身近に感じながら暮らしたい人へ