おすすめしたいのはファミリー層

おすすめしたいのはファミリー層

自然の中で過ごすことがストレス解消につながるのはよく知られていますが、子どもの発育にも良い影響を与えることはご存じでしょうか。引っ越しを検討しているのなら、ぜひ公園の近くの物件も候補に加えてください。

遊び場を確保できる

「子どもはエネルギーのかたまりだ」といわれているように、常に動き回っています。そのため、家の中だけでエネルギーを発散するのは難しく暇を持て余しがちですが、公園が近くにあれば子どもが外で走り回ったり、友達と遊んだりする場所を容易に確保できます。
小さいうちは親が一緒について行きますが、成長するにつれて1人で行動するようになります。公園が遠くにあると「1人で行かせても大丈夫だろうか」と心配になってしまいますが、近ければ子どもの様子をすぐに確認できるので安心です。それに天気が急変して雨が降っても家が近いので、濡れる前に帰宅できるでしょう。

子どもに外遊びをすすめる理由

子どもが外で遊ぶメリットは単にエネルギーを発散できるからではありません。様々なメリットがあります。
公園には近くに住んでいる人が集まる傾向があります。同じ年齢の子どもも集まりやすいので、保育園や幼稚園に行く前に友達を作ることができるでしょう。友達と遊ぶことで譲り合いや順番を守るといった社会的なルールを自然に身につけることができます。
それに、成長期の子どもにとって体を動かすのはとても重要なことです。エネルギーが放出されるので夜ぐっすり眠れるようになり、成長ホルモンの分泌を促すからです。また、木登りや水遊びなど自然とふれあう機会も多いので、子どもの瑞々しい感受性が刺激され、発達面にも良い影響を与えます。地面にねっころがったり、池に入って水浸しになったり、と大人になると躊躇してしまうような遊び方ができるのも子どものうちだけです。その後のことを考えると頭を抱えてしまうかもしれませんが、「これも成長過程のひとつ」と思い、目一杯遊ばせてあげましょう。

自治体によって利用制限がある

公園は誰でも使用できますが、自治体によってルールが決められているので注意が必要です。例えば、「危険だから」という理由でボール遊びや乗り物の乗り入れが禁止されている公園やマナーなどの問題でペットの立ち入りを禁止している公園も珍しくありません。また、最近は老朽化によって遊具が撤去されている公園も増えています。「遊具で遊ぼうと思って公園に行っても遊具がなかった」というケースも少なくありません。
このように、公園によって規則が異なります。「知らないうちにルールを破っていた」ということがないように、物件を見学するついでに公園での過ごし方もチェックしておきましょう。

自然を身近に感じながら暮らしたい人へ